高級キャットフードを食べてくれないときは
猫に与えるキャットフードのことを調べると、添加物が入ったキャットフードや安価なキャットフードよりは、高価でも猫の身体によいキャットフードを与えたい、と思う飼い主さんは多いのではないでしょうか?
しかし、せっかく高級なキャットフードを与えても、肝心の猫が食べてくれない場合があります。
なぜ、猫は高級キャットフードを食べてくれないのでしょうか?
ここでは、猫が高級キャットフードを食べてくれない場合の原因と対処法について紹介します。
猫が高級キャットフードを食べない原因
人工添加物の匂いに慣れてしまっている
安価なキャットフードには、大量の人工添加物が入っている場合があります。
その中には、粗悪な原材料の臭いをカバーしたり、猫の食いつきをよくするために、強い香料が入っていることがあります。
猫は、人間より優れた臭覚を持っているので、香料に慣れてしまっていると、自然の素材の匂いを薄い匂いだと感じてしまい、食べなくなる場合があります。
知らない匂いを警戒した
猫は、知らない匂いや味を警戒する習性があります。
安価なキャットフードと高級キャットフードでは、味、匂い、食感が全く違うので、猫が警戒して食べない場合があります。
食べにくかった
猫は、キャットフードの粒が大きすぎたり小さすぎたりして食べにくいと、食べない場合があります。
高級キャットフードを食べない場合の対処法
ゆっくり切り替えて匂いや味に慣らす
猫が高級キャットフードを食べない時は、キャットフードの切り替えを慎重に行い、高級キャットフードの匂いや食感に慣れさせると、食べるようになります。
キャットフードを高級キャットフードに切り替える時は、はじめは10%以下の量をそれまでのキャットフードに混ぜます。
猫の様子を見て、食いつきが悪いようだったら量をさらに減らすか、高級キャットフードを砕いて混ぜてみましょう。
それから徐々に高級キャットフードの量を増やし、10日以上かけて切り替えます。
トッピングする
高級キャットフードに、ゆでたささ身を細く裂いたものや、猫用のかつおぶし、ふりかけをトッピングしてみましょう。
これらの匂いにつられて、食べる場合があります。
温める
キャットフードは、温めると匂いが強くなるので、人肌に温めて与えてみましょう。
猫が、キャットフードが温かいのを嫌うようでしたら、お皿を温めても匂いは強くなります。
好きな味を探す
高級キャットフードでも、猫が好きな味ではなかった場合があります。
高級キャットフードも、メーカーによって様々な味があるので、自分の猫の好みの味を探してみましょう。
まとめ
高級キャットフードは、品質がいいので素材の味を生かしたものが多いです。
そのため、添加物でにおいを強くしているキャットフードに慣れていると、味が薄いように感じて食べない猫がいます。
その場合、キャットフードの切り替え時間をゆっくり取って、高級キャットフードの匂いや味に慣らしましょう。
高級キャットフードは高価なので、試供品やお試しサイズがあるメーカーで試してから購入するのもいいでしょう。
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