キャットフードの賞味期限について
キャットフードにかかわらず、ほとんどの加工食品には賞味期限が記載されています。
似たような言葉に、消費期限がありますが、これは安全に食べられる期限のことで、賞味期限とは違います。
キャットフードには、消費期限の記載はなく、賞味期限が記載されています。
ここでは、賞味期限について紹介します。
賞味期限とはどんな期限なのか?
賞味期限とは、製品を美味しく食べることが出来る期限のことです。
この期限をすぎると、味や風味は徐々に落ちていきます。
キャットフードの賞味期限はどれくらいあるのか?
キャットフードにも、賞味期限は記載されています。
ドライキャットフードの賞味期限は、1~1年半で、ウェットキャットフードは缶なら約3年、レトルトなら2年くらいです。
意外に長い、と思われるかもしれませんが、基本的に賞味期限が長いのは、保存料がたくさん入っているからではありません。
ドライキャットフードは、水分含有量が10%と低いので、悪くなりにくいのです。
また、ウエットキャットフードは、製造時に密封の上、高圧、高熱で殺菌されているので、菌が繁殖しにくく賞味期限が長いのです。
賞味期限は、あくまで開封されていないもので、きちんと管理されていることを前提に書かれています。
開封されているものは当てはまりませんし、暑い場所にずっと置かれていたものは、中身が酸化して悪くなっていることもあります。
賞味期限の読み方は?
パッケージの所定の場所(メーカーにより違います)に、数字6桁で表示されています。
最初の2桁が「月」で次の4桁が「西暦」です。
アラビア数字で書かれています。
開封したキャットフードはどれくらいもつのか?
ドライキャットフードの場合
ドライキャットフードは、開封後1か月が賞味期限の目安です。
ファスナーつきの袋に入れて、空気を抜いて保存しましょう。
冷蔵庫は、湿気が多く、カビやすいのでやめましょう。
その他の目安としては、虫がついたり、匂いが変だと感じたり、油っぽくなってきたら、酸化が進んでいるので捨てましょう。
ウェットキャットフードの場合
ウェットキャットフードは、密閉できる容器に移した上で、冷蔵庫で1日が目安です。
どちらの場合でも、開封したキャットフードは、賞味期限とは関係なく早めに消費することを心がけましょう。
セール品に注意
賞味期限切れ間近が理由でセールになっているものは、賞味期限内に消費出来るかどうか、を確認して買いましょう。
多頭飼いですぐに消費できるという場合はいいですが、そうでない場合はセール品はお薦めしません。
賞味期限が切れているからといって、すぐに悪くなることはありませんが、味や風味は劣化していきます。
まとめ
賞味期限は、期限が過ぎたからと言って、すぐに食べることが出来なくなるわけではありませんが、期限内に食べきったほうが、味や風味も悪くならないので、猫のためにもお薦めです。
保存に適した環境で保存し、なるべく早く消費しましょう。
基本は、賞味期限を目安にストックを買い、賞味期限が来る前に開封し、開封したら早めに消費しましょう。
関連記事
